統計学初心者におすすめの本5選

ビジネスシーンでも活用されている統計学。 統計学を学ぶことで数字を使った説得力のある資料を作る事ができます。
じゃあ統計学を勉強しようとしてもどんな本がいいか悩みますよね。
この記事ではこれから統計学の勉強を始める方にオススメの本を紹介していきます。

目次

統計学とは

本を紹介する前に統計学について説明します。
統計学とはとある目的のために集計されたデータ(統計データ)の分析方法やその考え方を扱う学問です。
統計データの平均を求めたり、バラツキごとに分類したり、一部のデータ(標本)から背後にあるデータ(母集団)を推測したりします。

初めてでもわかる統計学の本5選

これから統計学を勉強したい方におすすめな統計学の本を5冊紹介します。
ここで紹介する本はストーリー性があったり、イラストや図などで説明しているので読みやすいと思います。

統計学がわかる ハンバーガーショップ

初めに紹介する本は「統計学がわかる ハンバーガーショップ」です。
ハンバーガーショップでバイトをするエミさんは店長からライバル店のハンバーガーショップとの違いを調べてほしいと頼まれます。
エミさんはその頼まれごとを統計学を用いて解決していきます。

身近なハンバーガーショップを題材に書かれている読みやすい本です。「母集団・標本・無帰仮説」などの統計学専門用語が図やイラストを用いて説明されているので理解しやすいと思います。

これから統計学を勉強する方にピッタリの1冊です。

統計学かわかる アイスクリーム

2冊目は「統計学がわかる アイスクリーム」です。「統計学がわかる ハンバーガーショップ」の続編になります。
「統計学がわかる ハンバーガーショップ」は違いを調べる流れが書かれていました。対して「統計学がわかる アイスクリーム」は関係を調べる流れが書いてあります。

アイスクリームチェーン店でアルバイトをしているアイちゃんが店長からの依頼に統計学を用いて答えていくストーリーです。(ハンバーガーショップと似ているストーリーですね。)

「統計学がわかる ハンバーガーショップ」も同様ですが、本書で紹介している統計学の流れをどのようにExcelで使えばよいのか、その方法が記されています。読むだけでなく、仕事に役立ててみましょう。

漫画でわかる統計学

3冊目に紹介する本は「漫画でわかる統計学」です。
統計学について漫画形式で書かれているため、活字が苦手な方はこちらを読んでみましょう。
高校生のルイちゃんがお父さんの部下である五十嵐さんと共通の話題で話せるようになるために統計学を勉強するのですが…

1冊目に紹介した「統計学がわかる ハンバーガーショップ」よりも範囲を絞った内容になっています。
代わりに統計学の専門用語が漫画形式で理解できるようになっています。

それ根拠あるの?と言わせないデータ・統計分析ができる本

4冊目は「それ根拠あるの?と言わせないデータ・統計分析ができる本」です。こちらはぜひビジネスマンに読んでほしい1冊です。

大手総合商社で働くA君は担当商品の新興国市場への参入計画の作成を上司から任されます。この計画書を統計学を活用して、受け手が納得できる資料にしていきます。

これまで紹介した本はすでにデータが用意されていてそのデータに統計学を用いていましたが、本書ではどのようなデータを集めるべきかという部分についても記載されています。

資料を作成する際、目的に合致したデータがあるとは限りません。今あるデータをどのように活用して受け手が納得できる資料を作成できるか。本書を読めば明日から仕事で活用できるでしょう。

【おまけ】ベイズ統計「超」入門

最後におまけで「ベイズ統計「超」入門」を紹介します。

ベイズ統計とはベイズの定理を用いた統計学になります。ベイズ統計の特徴として、
・活用できる範囲が広い
・新たにデータを追加しても柔軟に対応ができる
・手元にあるデータから母集団を考える
などが挙げられます。

「ベイズ統計「超」入門」はそんなベイズ統計の入門書になる本です。アヤさんとケンさんが社内研修でベイズ統計について学ぶストーリーになっており、対話形式で進んでいきます。
各節に例題があり、例題の解説も図を使いながら丁寧に教えてくれるので、ぜひ例題に自力で取り組みながら読み進めることをおすすめします。

まとめ

いかがだったでしょうか? 統計学は大学で学ぶ内容ですので、理解する事が難しいです。
自分の理解度に合わせた本を選んで、無理なく勉強してきましょう。

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