ビジネスシーンでも活躍する統計学。 難しい単語や数式が出てきて分からない!初心者でも分かるように教えてほしい!と思いますよね。
この記事では、これから統計学を独学する人に向けて、どんな順番で勉強すればいいか、オススメの教材についても紹介します。
統計学とは
統計学とはとある目的のために集計されたデータ(統計データ)の分析方法やその考え方を扱う学問です。
統計データの平均を求めたり、バラツキごとに分類したり、一部のデータ(標本)から背後にあるデータ(母集団)を推測したりします。
統計学は独学可能
統計学は独学可能です。統計学は大学で勉強する内容ですので、それなりの時間と努力は必要です。しかし、現在わかりやすい書籍や動画学習コンテンツオンライン学習が充実していますので、それらを活用すれば独学可能です。
統計学独学ロードマップ
それではどのような流れで統計学を勉強していけばよいでしょうか?ここでは私の考える統計学を独学するロードマップを記します。
統計学を独学する目的(ゴール)を明確にする
初めにゴールを設定しましょう。「実務で使えるようになる。」というのも立派なゴールですが、少しあいまいに思います。
「現在〇〇といった問題があって、これを解決するために統計学を身につける。」と言った具体的なゴールの方が良いでしょう。
もしゴールが明確でない場合、まずは「統計検定3級」をゴールに設定しましょう。統計検定によると統計学3級は「大学基礎統計学の知識として求められる統計活用力を評価し、認証するために検定」であり、
(1)基本的な用語や概念の定義を問う問題(統計リテラシー)
(2)不確実な事象の理解、2つ以上の用語や概念の関連性を問う問題(統計的推論)
が出題されるようです。(統計検定 統計検定3級より)
検定を受けることで、どの程度統計学が身についたか指標になるでしょう。
自分に合った教材で統計学を勉強しよう
目標が決まったところで勉強を開始しましょう。目標を統計検定に設定した場合、統計検定のテキストでの勉強をすることも大切ですが、最終的には統計学を実務で活用できるようになりたいですよね。そんな人におすすめの教材を後ほど紹介します。
統計検定に挑戦しよう
ゴールを統計検定に設定した人はもちろんですが、そうでない方も統計検定に挑戦することをおすすめします。
「自分は統計学を勉強した」と言っても、どれくらいのレベルなのか分かりません。周りの人が「あなたは統計学を勉強した」と確認できる指標として統計検定は有効です。
統計学独学におすすめの教材3選
それでは統計学を独学するにあたり、どのような教材がおすすめかご紹介します。
本
1つ目は本です。統計学は学問ですので、統計学の専門家が書かれた本を使って勉強することは非常におすすめです。
初心者向けの本はマンガ形式だったり、イラストや図を多く使ってイメージしやすいものもあります。
学習サイト
「統計WEB」では統計検定2級の範囲まで解説しています。登録など必要なく無料で閲覧できるため、教材を買うのに迷った方は統計WEBで学習をスタートしても良いでしょう。
「ハンバーガーショップで学ぶ楽しい統計学」は統計初心者におすすめの本で紹介している、「統計学がわかる ハンバーガーショップ」の内容を無料で閲覧可能です。ちなみに本の方が図解もあって、初心者の方へおすすめです。
Udemy
Udemyは世界最大級のオンライン学習プラットフォームです。自分が勉強したい講座(動画)を購入して学習するスタイルです。動画を購入後は自分の好きな時間、タイミングで何回も視聴する事が可能です。
統計学を学べる講座は400件以上あり、エクセルやpythonで実践しながら学べる講座もあります。
まとめ
いかがでしたか?統計学の独学はそれなりの努力が必要ですが、決して不可能ではありません。ゴールを明確にして自分に合った学習方法を探してみてください。
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